出版社内容情報
女装の巨漢でイケメン好き。マツコデラックスにそっくりの池袋署所属の警部・姉崎サリオが、事件を解き明かす!
内容説明
夕刻の池袋。一人の男がビルの屋上から突き落とされて死んだ。その妻をさらなる悲劇が襲う。三歳の息子が突然姿を消したのだ!父親の死と関係が?女装の巨漢で毒舌―捜査一課きっての名物刑事・姉崎サリオと相棒の孝太郎が捜査に乗り出す。その背後には、引退した「伝説の警察官」の姿が見え隠れするのだが…。あまりにも切ない「家族の事件」の真相とは?
著者等紹介
高橋由太[タカハシユタ]
1972年千葉県生まれ。2010年、第8回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉として『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』(宝島社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
25
先入観って面白い(^.^)ジャケからイカした女子が主人公だと思ってた。キャラもお話しも楽しめました♪ミスド食べたくなったよ、カロリー怖い…。2016/02/29
うぇい
9
ユーモアミステリーのようで社会派ミステリーだと感じた。結構社会問題に鋭く切り込んでいるように思った。最近の池袋辺りの街ってこんな感じなのかな。描かれている犯罪自体は物凄い後味悪いものだが、某有名作品を彷彿とさせるものを感じた。マツコ・デラックス、高倉健、モックンに似ているとか登場人物を表現するのはいかがなものだろうか。画が頭に浮かびやすくて斬新だけど・・・あとミステリーを読み慣れた人だと展開が容易に想像ついてしまう気がした。あと題名のエデンってなんだ?そんな言葉作品中に出てこなかったように思うが。2021/06/02
カゲツナ
9
マツコ・デラックスそっくりな警部って。なんか笑える。 でも、これ読み進めると悲しい厳しい現実が。切ないです。家族愛もあってね。すごくよかった。 高橋さんの時代小説でなく、現代ミステリーもいいですね。2015/08/16
nyanco
6
高橋 由太さんの現代もの、気になって読んでみました。女装の巨漢毒舌…って、まさかまさかのマツコキャラ。風ではなく、まさにマツコそっくりという設定、おまけにミスドは出てくるし、こういうのってご本人とかOKとれているんでしょうかね?最初はキャラだけなのか?と思ったのですが、いやいやなかなかミステリー部分は深く、面白かったです。 前科持ちの夫がビルから突き落とされた一家、今度は三歳の息子が行方不明に。元警察官の男性が容疑者として浮上、彼は行方不明の少年の母親のストーカーなのか?続→ 2015/09/17
JUN
4
マツコデラックスがモデルの敏腕刑事!2022/02/22