光文社文庫
冬こそ獣は走る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 337p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334747343
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

喧嘩ばかりの毎日を送る28歳の設計技師・村田真司。登山で、瀕死の重傷を負った友人を自分の肩の上で死なせてしまった過去を背負い、「いつ死んでもいい」という気持ちで日々を暮らす。そんな彼に、あるマンションの建設現場を任すという話が。次々に起こるトラブル、背後には建設会社同士の醜い争いが。窮地に陥る真司の策は―。“北方ハードボイルド”の真骨頂。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。’81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。’83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、’85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、’91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、’06年『水滸伝』で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yamakujira

3
建設会社に勤める技師の真治は、社長に見込まれて都心の一等地に建設するマンションの現場を任される。相次ぐ妨害、社長や自身への襲撃、現場をめぐる抗争の裏になにがあるのか。谷川岳で親友を失ってから自暴自棄になった真治が、暴力を厭わずに、と言うより積極的に暴力をふるって戦う様子は、ハードボイルドなのに甘ったれているようにも見えてしまう。事件の背景がなんともバブリーだと思ったら1990年の作品なのか。暴力的でも誰も死なないし、ミステリ要素も楽しめて、軽く読めるから、本宮ひろ志の漫画みたいだな。 (★★★☆☆)2020/10/14

mun54

2
車に葉巻、酒に女。絵に描いたようなハードボイルドで楽しく読めました。次は長編の水滸伝を読んでみます。2012/09/18

相田うえお

1
★★★☆☆しびれる〜。

kotakota

1
何かやけに格好つけるのねと気になった。ハードボイルドとはこういう雰囲気なのかな。建設業界も大変ねー。2015/12/15

YJ

0
色々感想はあるけれど…ソープに行け。面白いよ。2014/08/08

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