内容説明
利家は朋友秀吉を擁し、天下統一を目指して戦乱の世を東奔西走する。「天下は武威によって興り、興った天下は文化によって成り立つ」と信じ、北陸を平定するや、加賀の地に百万石文化の礎を築く。秀吉亡き後の豊家を一身に背負い、家康の野望を挫くべく屹然と立つ利家。その前田家を身を以って守る愛妻まつとの生涯を描く、壮大な歴史ロマン大作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
助福猫2
1
買 30点2016/10/31
カレー
1
利家は、物事にたいし、くよくよせずに、カラッとしているという印象。いくさ人。2015/09/26
よっ!
1
どちらかというと地味な存在の利家をうまく小説にしています。関ヶ原前夜の家康との対決の所も読みごたえがあって面白い。★★★★☆2013/04/17
たらお
1
信長、秀吉、家康との関わりを事実だけでなく、心情面からも描写されていて、読みやすい作品でした。この時代の全体像な動きも簡潔に盛り込まれていて、「歴史」の勉強にもなりました。まつとのやりとりの描写も絶妙。2012/10/14
nk
0
引用も多く歴史の勉強に役立った2016/10/26
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