内容説明
人に巣くった醜心、醜男、醜類。平安の世、文徳天皇の女御・藤原明子は鬼の気に取り憑かれた。悪霊退散の大修法も効果なく、遂に女御は凌辱されたしまった…。京都洛北で、乳房と性器を深く抉りとられた女性の全裸死体が発見された。平安の世と現代を巧みにフラッシュバックさせた長編伝奇の傑作。
感想・レビュー
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慎吾
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人間の心には鬼が住んでおり、不図したタイミングでそれが表に現れることもあるんだなーと思った。そして西村寿行の話らしく犬活躍しすぎ。2015/02/10
