Kappa novels
ライアー

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  • サイズ 新書判/ページ数 427p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334077297
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

普通の主婦でありながら、国家の指定人物を「処理」する殺し屋である女性。ある日を境に真実を求めた戦いが始まった。

内容説明

人殺しの才能を国の特務機関に見出され、対象者を隠密に「処理」する暗殺者として生きる奈々は、温和な洋祐と出会い、素顔を隠したまま結婚した。子供が生まれ、親子三人の生活で初めて、愛を、幸福を知る。普通の主婦と冷徹な暗殺者、ふたつの顔を使い分ける奈々だが、夫の洋祐が身元不明の女と不審死を遂げる。一体何故?粘着質な刑事、奈々の命をつけ狙う謎の組織…。いくつもの障害を越え、彼女が真実に辿り着いたとき、嘘つきたちの運命は―!愛なき世界に立ち向かうヒロインを描く傑作長編!

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋市生まれ。’79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。’91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞、’94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、’10年に日本ミステリー文学大賞、’12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説協会大賞、’14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIHOLO

10
最初は引き込まれたけど、なんとなく予想していた方向へ進み始めた頃から、結末が想像できて、答え合わせる為に読んでたので、それほどスピードも上がらず、流し読みっぽくなってしまった。大沢さんだな~という感じ。2016/09/05

こすもす

8
主婦で母親で優秀な「殺し屋」ありえないだろう!!と思う。殺し屋だったら徹底的に冷酷であり感情もなし共感もできない、そうでなければ仕事はできないはず  なのに・・・どうして?結局自分より大切な者が出来た時点で破綻は見えているような気がする。現代の「必殺仕事人」法で裁けなかったら国が殺し屋を育成して実行に移す。でも、抹殺する人間を選ぶ組織が公平であり続けるなんてありえないし、そんな組織があるとしたら空恐ろしい気がする。 2019/04/05

ohion

2
購入時以来の再読。アクション小説。詳しい内容は覚えてなかった、なんとなく程度にしか。何故か主演 綾瀬はるかさんで脳内再生されました。2023/06/06

Massie

2
結末は予想できても引き込まれる。やっぱり大沢作品は土曜日に読み始めないといけない。止められなくなって夜更かし/明け方まで…2016/10/23

cozy

2
さいこー! バカっぽい感想ですが、マジで良いです。この登録数の少なさはなんですか! 新書だからですか! なんというか、最近女スパイものが読みたいなーともやもやしていたのですが、その欲求を完全に満たしてくれました。女殺し屋ですが。家族に隠して殺し屋をやっているという設定から、殺し屋としてのクールさ、もうくらっくらしちゃいます。欲を言えば、夫との出会い結婚するまでのエピソードがもうちょっと読みたかった。魔女シリーズといい大沢在昌さんの女性主人公はほんとにかっこいい。ほれる。2016/07/10

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