カッパ・ホームス<br> 死について考える―この世界から次の世界へ

カッパ・ホームス
死について考える―この世界から次の世界へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 161p
  • 商品コード 9784334051358
  • NDC分類 914.6

内容説明

死は老いてからのみ考えるものではない!死と対決してこそ生の意義がつかめる!

目次

死にげいこせん花の雨
死の夢
老いることは辛いことだ
うまく年をとること
羨ましい死に方
釈迦とキリストの死に方
ホスピス
騙された患者と騙されたふりをする患者
デス・エデュケーション
グリーフ・エデュケーション
延命のみを考える治療への疑問
遺った者の悔い
孤独と苦しみへの理解
精神的慰め
宗教家の役目
死後の世界について
死にざまは美しくなければならないか
祈れなくても神は救う
信仰と死の恐怖
死が迫ると
自殺という死
救いについて
亡くなった肉親や先祖たちのいる世界に戻るという感覚
もう一つの世界について
老人になれば
次なる世界
永遠の海 命の海

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CelyneMaiko

0
遠藤周作の死やホスピスについてのエッセイ。死に支度、老いの醜さ、ホスピスの普及活動や、目撃してきた友人作家たちの死に様について。神から見れば同じ、本性をさらけ出し足掻く、醜くジタバタした死に際について。明るく軽い口調の文体で。できるだけキリスト教の考えを交えず、と書いてあるけど、そうはなってない。昭和62年の作品だから古さもあるけど、今はもう歴史上の作家たちとの人間くさい交流が小ネタ出てくるのは面白かったな。2023/03/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1920450
  • ご注意事項