内容説明
おれはウツボ。あるひおれは、1000びきのこどものおとうになってしまった。「おれ、おまえらのおとうじゃ、ないって」。2005年度キッズエキスプレス21「創作童話・絵本コンテスト」で厚生労働大臣奨励賞を受賞した『じゃ、ないって』の原稿を元に、大幅に改稿。
著者等紹介
中村文人[ナカムラモンド]
三重県で生まれ、奈良県で育つ。関西学院大学文学部卒業。出版社で、ビジネス書の企画編集の仕事に携わりながら、絵本や児童書の創作を続けている。日本児童文芸家協会会員。2005年度キッズエキスプレス21「創作童話・絵本コンテスト」厚生労働大臣奨励賞を『じゃ、ないって』で受賞。大幅に改稿して『おとうじゃ、ないって』として刊行
村上康成[ムラカミヤスナリ]
1955年生まれ。創作絵本をはじめ、ワイルドライフ・アートなどのグラフィック関連で独自の世界を展開している。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、BIB世界絵本原画ビエンナーレ金牌、日本絵本賞大賞などを受賞している。静岡県伊豆高原に村上康成美術館がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
41
獰猛な魚のウツボ。魚の卵が孵って大きくなったら食べようと思っていたのに、小魚たちに「おとう」と懐かれてしまって・・・。う~ん、どこかで見たようなストーリー?でもこういう話、好きですよ。子どもたちにもウケると思います。2014/03/21
る*る*る
26
6-1読み聞かせ。今年度は「ありがとう」を言える&言ってもらえる人になりたいね♪言ってもらうには、自分から進んでやらなきゃね✴︎そんな話でスタートした図書室(=゚ω゚)ノ このお話はピッタリ!ぶっきらぼうなセリフ口調が、聞いている子どもたちとの距離を縮める♪キンセンイシモチがどんな魚なのかと、図鑑や百科事典で調べるやり方も確認しました。こんな流れで他学年も。沢山利用してね〜♡2015/04/10
たまきら
19
あはははは!そりゃしかたないよ、キンセンイシモチはお父さんに孵化までお口で守ってもらうんだから!それよりもウツボのほうが生態が違ってるじゃん!と笑えました。オタマさんごきげん、とにかく楽しい絵本です。2017/04/08
ミエミル
14
★3.02018/03/03
定年(還暦)の雨巫女。
12
《図書館》ウツボさん、親代わりお疲れさま。でも、素敵でしたよ。2012/03/13




