出版社内容情報
愛知県額田町はホタルの里。地元の小学校では児童たちによる、さまざまな保護活動が行なわれている。本書は、野生生物の生命の営みに積極的に関わっていく子供たちの姿を追いながら、自然と人間との関係のあり方を一緒に考える環境学習絵本。小学校中学年から。
内容説明
給食をえさにカワニナを増やそう。ホタルを守る愛知県・鳥川小学校の一年。小学校中学年から。
著者等紹介
関口シュン[セキグチシュン]
1957年、東京都生まれ。漫画家・永島慎二氏のアシスタントを経て独立。漫画月刊誌のほか、児童書のジャンルで活躍中
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感想・レビュー
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いろ
11
毎年行く蛍鑑賞に合わせて蛍本を。1冊は生態科学系を~と探したが,ノンフィクションで小学校が蛍を増やす取り組みを描いた本があると知り,この本を借りた。全校児童11人の愛知県鳥川小学校で学校を上げて頑張る1年間をコマ割りで,下1/4には「川の中劇場」として,時期を合わせて蛍幼虫の成長も描かれている。かなりの良本だった。給食の残りを川に入れて,蛍幼虫の餌になるカワニナを育てる様子も描かれていたが,残飯を川に…分量などのコントロール難しそう; 8歳男児,本を読んだ直後の蛍鑑賞で「今年は蛍は捕まえない。可愛そう。」2016/06/23