出版社内容情報
イケメンゴリラで有名なシャバーニ(東山動物園)をはじめ、各動物園で人気のゴリラ。そんな“進化の隣人”
を、ゴリラ研究第一人者の山極寿一先生(京大総長)を監修に迎えて徹底解説。野生の姿や動物園にいる
全20頭のゴリラの写真も満載。ウンコの形から子ゴリラの成長記録までを図解で余すことなく紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春風
21
巻頭グラビアは東山動植物園のイケメンゴリラ・シャバーニ。息子キヨマサとはしゃぐ、剽軽なイクメンぶりが窺える。ゴリラファン待望の、全国6園全20頭のゴリラの相関図は必見である。ゴリラ大図解と題されたゴリラの生態に関する記事も豊富。特集では、日本では見ることのできないマウンテンゴリラが紹介されており、貴重な写真でその生活を垣間見ることができる。巻末には国内全頭のゴリラ写真も掲載されており、これも必見である。やはりゴリラの顔は全頭違っていて、性格が反映されているようで面白い。ゴリラ愛に溢れた一冊である。うほっ♡2020/08/08
Taka
14
山極寿一先生の本を借りてこようと思ったらゴリラのムック本が手元にあるでござる。仙台のドンにほぼ一目惚れしてから早幾年。シャバーニの流し目といったらカッコ良すぎでしょう。妻たちを怒らせて囲まれているシャバーニのたじたじっぷり。しょげてる息子に距離を取って佇むシャバーニの姿。シルバーバックのイクメンぶり。類人と呼ばれる彼ら。チンパンジーの賑やかさ。ボノボの穏やかさ。ゴリラの賢人ぶり。その差異はどこから来るのか。最近人の脳内ホルモンの働きが解明されてきているか類人のホルモンの働きなんかもいつか知れると面白いなと2023/10/12
あねさ~act3 毎年どれだけ積読を減らせるかが勝負😂
8
こうやって見ると、シャバーニってイケメン(人間の美的感覚で)だったんだなぁと再認識😅 ボノボと言う種族は初めて知りました。 何となくゴリラに詳しくなれた一冊。2021/01/19
町営バス
3
ゴリラを通して人間を知るという山極先生の思想が存分に生かされている本。写真がたくさん。2021/07/10
ひつじ
3
絶対よみたかったやつ いうまでもなく全ページゴリラしかいない 内容としては3分の2写真、3分の1ゴリラの生態についての記述という感じ 一頭一頭顔が違うのはもちろんなんだけど、やっぱりシャバーニが群を抜いて表情豊かなのが面白かった 群れの構造が思ってたより複雑で(覚えきれない)、めちゃくちゃ高度な社会性を持って暮らしているデリケートな人々であることがわかった2020/09/26