出版社内容情報
町田研究室で英語を言語学しよう!
教授とその教え子(大学生)の対談形式で展開されます。英語のしくみ、つまり英文法について解説していますが、「なぜ英語は日本語と語順が違うのですか?」「英語では、いつも主語を使わなければならないのですか?」「もしかしたらいらないんじゃないですか、冠詞って?」など、英語を学ぶうえで日本人なら誰も持つ疑問に解答する形で進められていくのでたいへん読みやすく、また英文法のほか言語学の考え方も知ることができる、たいへん知的興味をかき立ててくれる1冊です。
著者紹介
町田 健(まちだ けん)
1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学助教授、成城大学助教授、北海道大学助教授を経て、現在、名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語の歴史などを研究。研究社より刊行した『言語学が好きになる本』『生成文法がわかる本』『日本語のしくみがわかる本』が大好評を博し、「おもしろい言語学の本を書ける学者」として広く認知される。ミーハーであることを好まない言語学者が多いなかで、貴重といえば貴重な存在だ。数多くの言語学テキストを執筆する一方で、『フロンティア英
教授の予講 英語のしくみのあらまし
登場人物紹介
第1章 英語だけが外国語じゃないよね!
Q 1 英語がうまくなるにはどうしたらいいですか?
Q 2 英語に外来語はないのですか?
Q 3 英語を覚えればフランス語やドイツ語も覚えやすくなるのですか?
Q 4 英語を使えると何かいいことがありますか?
第2章 日本語との違い、わかりますか?
Q 5 なぜ英語は日本語と語順が違うのですか?
Q 6 よく「修飾する」と言いますが、その心は?
Q 7 英語では、いつも主語を使わなければならないのですか?
Q 8 もしかしたらいらないんじゃないですか、冠詞って?
Q 9 副詞の定義はいい加減すぎませんか?
Q10 「妻に逃げられた」を英語で言うと受け身になりますか?
第3章 英語はこういうふうにできている
Q11 形容詞は名詞の前なのに関係詞はどうして後ろなのですか?
Q12 なぜ疑問文では主語と動詞をひっくり返すのですか?
Q13 過去と現在完了に違いがあるのですか?
Q14 仮定法はウソを表すために使われるのですか?
Q15 英語には「全部」を表す単語が多すぎませんか?
Q16 関係詞はどうして省略できるのですか?
Q17 不定詞と動名詞はどこが違うので
内容説明
英文法にまつわる素朴な疑問をきっかけに学生との対話スタイルで英語のしくみを解き明かしていく。最先端の言語学理論を楽しみながら学ぶことができる1冊。
目次
第1章 英語だけが外国語じゃないよね(英語がうまくなるにはどうしたらいいですか?;英語には外来語はないのですか?;英語を覚えればフランス語やドイツ語も覚えやすくなるのですか? ほか)
第2章 日本語との違い、わかりますか?(なぜ英語は日本語と語順が違うのですか?;よく「修飾する」と言いますが、その心は?;英語では、いつも主語を使わなければならないのですか? ほか)
第3章 英語はこういうふうにできている(形容詞は名詞の前なのに関係詞はどうして後ろなのですか?;なぜ疑問文では主語と動詞をひっくり返すのですか?;過去と現在完了に違いがあるのですか? ほか)
著者等紹介
町田健[マチダケン]
1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学助教授、成城大学助教授、北海道大学助教授を経て、現在、名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語の歴史などを研究。研究社より刊行した『言語学が好きになる本』『生成文法がわかる本』『日本語のしくみがわかる本』が大好評を博し、「おもしろい言語学の本を書ける学者」として広く認知される
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