出版社内容情報
《民衆の教育、娯楽の在り様と社会の裏面!》 セルフ・ヘルプの系譜／教育の民衆文化誌／自伝に見る父と子――ミルとラスキン／貸本屋と読者大衆／パンチ＆ジュディの文化史／ヴィクトリア時代の移民――その現実と虚構／イギリス・アヘン小史／「堕ちた女たち」／――虚構と実像／労働・娯楽・教育／推理小説の社会的・文化的コンテキスト
内容説明
民衆の教育、娯楽の在り様と社会の裏面。
目次
１章 セルフ・ヘルプの系譜
２章 教育の民衆文化誌
３章 自伝に見る父と子―ミルとラスキン
４章 貸本屋と読者大衆
５章 パンチ＆ジュディの文化史
６章 ヴィクトリア時代の移民―その現実と虚構―ディケンズの「移民たち」の章に即して
７章 イギリス・アヘン小史
８章 「墮ちた女たち」―虚構と実像
９章 労働・娯楽・教育
１０章 推理小説の社会的・文化的コンテキスト―シャーロック・ホームズの魅力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
6
ヴィクトリア朝英国の教育と娯楽について、セルフ・ヘルプ、貸本業、豪州移民、阿片、売春婦、パンチとジュディ、探偵小説といった切り口で９人が分担しているので、それぞれ物足りない気もするが、とっかかりを探すには向いていると思う。2019/05/11
