内容説明
「優秀な人の集まる二木ゼミじゃなくて、入ってから優秀になる二木ゼミ」。28年間の教育と経験と工夫から生まれた教育・学習メソッドを、社会福祉学部の専門演習指導と大学院での研究論文指導を中心に紹介。情報収集能力、作文能力、スピーチ能力など、基礎力を着実に身につける方法とは。「愛の教育手帳」(ゼミ手引き書)、論文の書き方・研究方法論等の推薦図書リスト、論文添削例も巻末に収録。社会福祉教育の改善に資する1冊。
目次
第1章 専門演習指導はいかにあるべきか―日本福祉大学での教育と研究と校務の23年、そして先へ(学部での教育の経験と工夫―専門演習を中心として;ゼミの3つの目標と6つの能力;私のゼミ指導のモットーと4つの心がけ;大学院での教育の経験と工夫;日本福祉大学での研究と校務の23年)
第2章 研究論文指導はいかにあるべきか―研究倫理を踏まえた研究論文の書き方・指導方法(私の研究論文指導の原点;研究論文執筆面での自助努力;研究論文指導の実際とそれを通して感じたこと;新しい挑戦―(若手)教員・研究者の博士論文作成・博士学位取得支援)
第3章 大規模研究のマネジメント―宮田和明学長と21世紀COEプログラム(日本福祉大学・21世紀COEプログラム本格始動;21世紀COEプログラム―5年間の教育研究の総まとめ)
著者等紹介
二木立[ニキリュウ]
1947年生。1972年東京医科歯科大学医学部卒業。代々木病院リハビリテーション科科長・病棟医療部長、日本福祉大学教授、同大学社会福祉学部長、同副学長等を経て現在、日本福祉大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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