女性と学歴―女子高等教育の歩みと行方

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  • サイズ B6判/ページ数 229,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326653669
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C3036

内容説明

なぜ女性の高等教育進学率は高まったのか。その背景と効果を、明治時代から現代までの豊富なデータから明らかにするとともに、女子教育のこれからの可能性を探る。

目次

第1章 女子教育の歴史的変遷
第2章 名門女子高等教育機関の誕生
第3章 女子が大学に進学できるための条件
第4章 諸外国での女子高等教育
第5章 戦後の女子高等教育改革と女子の教育格差
第6章 女子大か共学大かへの進学と三極化の意味

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県生まれ。1973年ジョンズホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授を経て、現在、同志社大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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N-Megu

2
戦前の女子教育ネタ一般書は女学生ものやミッション系に偏りがちな印象であったが(私の読書傾向の偏りかも知れない…)、本書では専門課程含めて女子高等教育の傾向が広範に取り上げられており、面白かった。とりわけ女性理系進学者の進路存在したことが興味深かった。他には、初期の知的女性のつくポピュラーな職業として、女教師に加え「女医」が認識されていた、という指摘には、意表をつかれたとともに納得するものがあった。文系偏重傾向(上級学校進学不要のため英数がいらないという理由)同様、現在も残っている傾向だと思う。2012/08/09

Mana

1
前半から3分の2くらいまでは教育・女学校の変遷でなかなか面白かった。後半の現代の女性の傾向を分析しているところはいまひとつ。特に目新しいことも言ってなかった。中盤くらいまでは面白くてテンポ良く読めた。2011/12/31

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