出版社内容情報
データベース実務家がビジネス・オフィス環境から科学・工学にいたるまでのデータベースのモデリングと、それをデータベース設計に適用するための有用な案内書。
初心者にも経験豊かなプロにも、新しい洞察を与え、標準的なSQRデータ定義の実際をふくめてERモデルから関係モデルへの移行に簡便な方法を提供する。本書で示す設計規則はどのシステムにも適用できるものである。学部学生から実務者レベルまで、データベース管理入門のテキストとして最適。基本概念から現実のデータベースまで、具体的かつ詳細に、わかりやすく説明されている
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
目次
第1章 序論
1 データ管理とデータベース管理
2 データ・モデリングと実体関連アプローチ
3 データベース・ライフサイクル
4 まとめ
文献案内
第2章 実体関連(ER)モデル―基本概念
1 基礎的なER要素
2 高度なER要素
3 オブジェクト指向データ・モデリング
4 まとめ
文献案内
演習問題
第3章 論理データベース設計におけるERモデリング
1 はじめに
2 要求分析とERモデリング
3 ビューの統合
4 実体のクラスタリング
5 まとめ
文献案内
演習問題
第4章 ERモデルからSQLへの変換
1 変換規則とSQL要素
2 変換のステップ
3 まとめ
文献案内
演習問題
第5章 正規化
1 正規化の基礎
2 正規テーブルの設計―簡単な例
3 ER図から得られた候補テーブルの正規化
4 3NFテーブルの最小集合を決定する
5 第4正規形と第5正規形
6 まとめ
文献案内
演習問題
第6章 アクセス法
1 順次アクセス法
2 ランダム・アクセス法
3 二次索引
4 逆正規化
5 結合戦略
6 まとめ
文献案内
演習問題
第7章 関係データベース設計の例
1 要求仕様
2 論理設計
3 物理設計
4 まとめ
第8章 分散データ配置
1 はじめに
2 分散データベースとマルチデータベースの設計
3 一般データ配置問題
4 データ配置戦略
5 まとめ
文献案内
演習問題
第9章 データウェアハウス、OLAP、データマニング
1 データウェアハウスの概要
2 論理設計
3 物理設計
4 オンライン分析処理(OLAP)
5 データマニング
6 まとめ
文献案内
第10章 最新データベース技術
1 最新技術のためのアーキテクチャ
2 オブジェクト指向およびオブジェクト関係データベース
3 空間・地理データベース
4 マルチメディア・データベース
5 時間データベース
6 テキスト・データベース
7 アクティブ・データベース
8 実時間データベース
9 まとめ
文献案内
付録A SQLのまとめ
1 SQLの名前と演算子
2 データ定義言語(DDL)
3 データ操作言語(DML)
文献案内
演習問題
付録B データベースの性能チューニング
1 ユーザー定義パラメータ
2 データベース管理者とシステム定義パラメータ
文献案内
付録C 依存可能性の推定
1 はじめに
2 可能性
3 信頼性
4 平均トランザクション時間
付録D データウェアハウジング技術のベンダー
1 データウェアハウジング
2 OLAP
3 データマニング
4 関係データベース(大規模ベンダー)
5 略語
文献案内
付録E データベースをワ-ルド・ワイド・ウェブに接続する
文献案内
参考文献
演習問題の解答(一部のみ)
訳者あとがき
索引
内容説明
データベースの設計のプロセスを、相互に結びついた一連のステップとして解説。理論面にかたよらない総合的な本格テキスト。
目次
第1章 序論
第2章 実体関連(ER)モデル―基本概念
第3章 論理データベース設計におけるERモデリング
第4章 ERモデルからSQLへの変換
第5章 正規化
第6章 アクセス法
第7章 関係データベース設計の例
第8章 分散データ配置
第9章 データウェアハウス、OLAP、データマイニング
第10章 最新データベース技術
付録(SQLのまとめ;データベースの性能チューニング;依存可能性の推定;データウェアハウジング技術のベンダー;データベースをワールド・ワイド・ウェブに接続する)
著者等紹介
ティオリー,トビー・J[Teorey,Toby J.]
1965年アリゾナ大学電気工学博士。1972年ウィスコンシン大学コンピュータ科学博士。現在ミシガン大学アナーバー校教授。企業、政府機関のコンサルタントとしても活躍。関心分野にデータ・モデリング、データウェアハウジング、OLAP、高度データベース、ネットワーク構成と性能のツール
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。