描吉一家物語 春夏

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784323035413
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

猫吉一家は、恋女房のお茶目とひとつぶだねの昆布助の三人家族。いつも一緒に荷車を引き、きれを売りにでかけます。心やさしい家族が繰り広げる人情味あふれるコマ割り絵本です。

内容説明

よってらっしゃい みてらっしゃい人情味あふれる描吉一家の物語。本日、豪華二本立て―。湖のほとりで静かに暮らす描吉一家の物語。毎日同じ事のくり返しのようでいて、実は小さな「楽しい事」って、いっぱいあるはず。そんな描吉一家の一日を、コマ割りで描いてみました。そこには、ゆったりとした時間と、ほのぼのした空気が流れています。そして、か、感動のラスト(?)が、あなたを待っている事でしょう…。

著者等紹介

大島妙子[オオシマタエコ]
東京都生まれ。出版社を退社後、絵本を描きはじめる。家族と愛犬ピッピとともに東京に暮らす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソルティ

199
コロナ対策入館制限で母チョイス。これはかわいいし絵がキレイ。父母子供の一家ですけど、子供が主役というわけでないので猫吉、お茶目、昆布助という名前で呼ばれてます。子供目線でもなく全体を傍観しているようなお話。布を売ってる一家で、物々交換もあり。結構人情系で人やお化けとの関わりが多いです。今はあまり家族ぐるみで付き合うような人いないから、これは沁みます。いいなぁ。2020/03/07

tokotoko

51
ネコちゃんが大好きな方!!あとね、マンガみたいなコマ割りを追っかけるの、全然苦じゃないよー!!っていう方は、ぜひ、猫吉一家と出会ってみてください。もうね、夢中で読んでるうちに春も夏もあっ!!という間に行ってしまいますが・・・「あぁー!楽しかったぁー!!」って、大満足で本を閉じれると思います。「猫吉大冒険の巻」・・・はじまり、はじまりーー!!2016/03/18

つくよみ

42
図書館本:布売りを営む、猫吉一家の日常を描いた作品。切符の良いお父さんと、優しいお母さん。そして、ちょっとやんちゃな昆布助たちが、屋台を押して布を売る。商売っ気は強くなく、風景の中に溶け込みながら、牧歌的な商売をしている様が良い感じ。お客さんや顔見知りたちも、森の動物たちと言った面々ばかりだけど、中には不思議なお客さんも混ざっていて・・・?春ののどかな景色、夏祭りの賑やかな様子が楽しめる春・夏編。2013/11/10

masa@レビューお休み中

36
これは、どう表現すれば良いのだろうか…。妖怪もの?ファンタジー?それとも、新しいジャンル?和服を着た猫吉一家は、きれを売る商売をしている。リアカーを引っ張って道端できれを売る。売れる日も売れない日もあるけど、その日その日で不思議な出会いがある。ある日は、最後に来たお客さんが全部買い占めていったり、またある日はひとつ目小僧のお面を被っていたら、同じ顔をした子と出会ったり…。やはり、妖怪絵本なのか。面白いかどうかわからないまま終わってしまった感じかなぁ。また、機会があればこの作家さんの絵本、手にとってみます。2012/09/29

Willie the Wildcat

35
季節の風物詩。泥鰌に、祭り。装いも変化。変わらぬ家族の営みと、人との関わり。愛情、友情、信頼・・・。予想可能なオチも、春・夏編のどちらも愛らしい。オニギリを頬張る猫吉一家。どうしてだろう、猫にオニギリって何故だか微笑ましい・・・。(笑)絵は、元気溢れる水彩画。猫吉一家の職業柄、皆の服の彩りが印象に残る。昆布助の豊かな表情と、温かく見守る両親。古き良き時代の哀愁が漂う・・・。猫吉音頭もご堪能下さい!2014/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/475443
  • ご注意事項