出版社内容情報
【解説】
著者の10年間に渡る大型コンピュータ,データベースマシン,並列スーパーコンピュータの開発経験と6年に及ぶ大学工学部での講義とその資料をもとに,コンピュータのハードウェア設計を行うにあたって知っておくべき技術要素を簡潔に解説した。
【目次】
コンピュータシステムの基礎知識・RISCアーキテクチャの基礎知識・コンピュータ回路の基礎知識・論理回路の基礎知識・マイクロプロセッサの実現・コンパイラの実現・ハードウェア記述言語の基礎知識・プロセッサ設計例・論理シミュレーション実行環境・演習略解
内容説明
本書は、東海大学工学部通信工学科で1997年から2002年まで実施した「コンピュータ工学」、「コンピュータシステム」の二つの講義資料からアーキテクチャ・ハードウェアに関連する項目を中心に抜粋し、コンピュータのハードウェア設計を行うにあたって知っておくべきことをまとめた。
目次
第1章 コンピュータシステムの基礎知識
第2章 RISCアーキテクチャの基礎知識
第3章 コンピュータ回路の基礎知識
第4章 論理回路の基礎知識
第5章 マイクロプロセッサの実現
第6章 コンパイラの実現
著者等紹介
清水尚彦[シミズナオヒコ]
1983年上智大学理工学部電気・電子工学科卒業。1985年上智大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。同年日立製作所神奈川工場勤務。大型汎用コンピュータM660/M860シリーズ、並列スーパーコンピュータSR2001/SR2201、DIPS向けデータベースマシンCSP/ROPの開発プロジェクトにおいて、方式設計、論理設計、マイクロプログラム設計、組み込みファームウェア設計に従事。1991年~1994年国内留学により上智大学大学院理工学研究科博士後期課程。1994年博士(工学)授与。1995年東海大学工学部通信工学科講師。現在、東海大学電子情報学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。