内容説明
本書は、一連の教育改革が進行する中で、いち早く新しい教育の在り方を指向して「横断的・総合的な学習」に取り組んだ学校の記録をドキュメント風にまとめたものである。教育現場での初期の混乱期から一定の取り組みに至るまでを第15期中央教育審議会第1次答申、教育課程審議会答申、新学習指導要領告示へと移り行くプロセスに合わせて構成し、オリジナルな総合的な学習の時間の創出に向けての歩み史的になっている。
目次
1章 飛び出せ!ソウゴウ先生(私が研究推進委員長ですか!?;校長先生は目が高い ほか)
2章 ソウゴウ先生Take off!(いよいよ研究授業の日が来た(9月25日)
議論噴出、研究協議会 ほか)
3章 ソウゴウ先生挑戦は続く!(研究授業がせまってきた;研究授業の準備 ほか)
4章 「総合的な学習」に取り組むための基本Q&A(今回の教育課程の改訂のポイントは何でしょうか?;「総合的な学習の時間」が創設された理由は何ですか? ほか)