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内容説明
世界のソニーを創った井深大、トヨタを築いた豊田喜一郎、電通を育てた“広告の鬼”吉田秀雄、東芝を再建した石坂泰三、“時勢”を読んだ時計王・服部金太郎、東急王国を築いた五島慶太、夢のカメラを実現した御手洗毅、三井を救った中上川彦次郎…。歴史家の眼で、経営者たちの戦いの軌跡を読み解き、転換期に真に必要なメソッドを考察する。文庫オリジナル版。
目次
第1章 新企業立国のリーダーたち(吉田秀雄―電通を育てた“広告の鬼”;井深大―世界の“ソニー”を創った男 ほか)
第2章 変革にこそ求められたリーダーたち(結城豊太郎―崩れかけた財閥を立て直した“大番頭”;中上川彦次郎―“三井”の瓦解を救った風雲児 ほか)
第3章 新企業立国の理念と未来展望(高碕達之助―日本水産事業の最前線に立つ;井植歳男―苦境を切り開くパイオニア精神 ほか)
第4章 創業者魂は不滅(野村徳七―日露戦争を境に野村証券、野村銀行(現・りそな銀行)を創業
益田孝―三井物産の創業者 ほか)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
1958(昭和33)年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業。同大学文学部研究員を経て、現在は作家、歴史家として独自の史観にもとづく著述活動を行なっている。『歴史研究』編集委員
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