新羅土器からみた日本古代の国家形成

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  • サイズ A5判/ページ数 350,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784311305016
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C3021

内容説明

日本と新羅、その宮都・王京で使われた土器様式の比較研究と、日羅両国の交流からその外交の変遷による国家形成の特質を解明する。

目次

第1部 新羅の三国統一と土器様相(七世紀以降の新羅土器研究の課題;七~八世紀を中心とする新羅土器の形式分類;新羅土器形式分類の検討―形式の出現とその背景;三国統一期における新羅の土器様相)
第2部 新羅の土器からみた日羅交流(日本から出土する新羅の土器;畿内周辺の新羅の土器;東日本と新羅の土器―搬入経緯と渡来人)
第3部 日羅外交と新羅の文物(難波津・難波大郡・難波館と新羅の土器;石神遺跡の再検討―中大兄皇子と小墾田宮;新羅の土器と外交権―外交から交易へ;正倉院薬物斤量考)
古代国家形成過程と土器研究

著者等紹介

重見泰[シゲミヤスシ]
1977年、広島県に生まれる。2006年奈良大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得後満期退学。2009年に文学博士(奈良大学大学院)。現在、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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