出版社内容情報
若い頃は、モノがあることが幸せでモノにあふれていた暮らしを謳歌していた人も、年齢とともに扱える大きさ、重さ、量が変わってきます。モノを厳選し、管理しやすい状態で暮らすことは、生活の質を落とさずに豊かな暮らしを続けるために不可欠。そんな気づきをきっかけに、「小さく暮らす」ことをはじめた、素敵な方々にインタビュー。少ないモノで幸せに暮らす秘訣が詰まった一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
55
図書館本。夫も私も高齢の親がいるので勉強の為に借りてきましたが巻頭特集のシニアの方達の暮らしぶりは妙にオシャレ感が出ていて「あれ?」と思ってしまった。終の棲家の作り方、その為の収支、年金、墓じまいなどなど何だか読んでいて気が滅入ってきた😓そんな中、巻末のシスター鈴木秀子さんの「とらわれない」幸せについての話は良かったです。2023/01/25
ぶんこ
38
私の思っていた「小さく暮らす」とは少し違っていました。かといって面白くなかったわけではなく、個々人の趣味嗜好の違いで暮らし方も違うものだなと感慨深かった。一番小さく暮らすらしいと思ったのはショコラさん。土鍋作家の大蝶さんはカッコいい。シルバーマンションに住むからといって、大好きな家具や物たちにお別れしなくても、小さくカッコよく暮らす真藤さん。素敵な方々がたくさん紹介されていました。2023/02/17
ごへいもち
27
やはりショコラさん以外は私には全く素敵に見えない暮らしぶり。鈴木秀子さんの文章は心に留めたい、「今に集中しなさい」「エルメスのスカーフ、…満足したら手放せばいい。欲しがっている誰か、愛用してくれる誰かに譲り渡す。誰かが喜んでくれれば、手に入れたかいもある」よ~しo(・`д・´。)2021/06/02
リコリス
24
量、維持、手入れなどが「自分にちょうどいい」と手間と気持ちが行き届く。持ち過ぎないことでうまれる余裕ってたしかに大切なことだと思う。コウケンテツさんのお母様がゆったり淹れた蓮の花のお茶「ヨンコッチャ」が素敵。2021/09/04
カタコッタ
18
高齢者住宅(シルバーマンション)の暮らしぶりが見たくて読みました。この本に登場する方達は皆さんスマートで生き生きと暮らしていらっしゃる。ひとりの生活、これが楽チンで自分らしい暮らしなんでしょうね。同じ数だけ独居老男性もいるはず。どんな暮らしなんでしょう。気になります。2023/01/09