出版社内容情報
●時代の本質を捉えた経営者の栄光と挫折
無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、吉野家――。これらはいずれも、堤清二という男が一代でつくり上げ、解体された「セゾングループ」という企業集団を構成していた。堤が時代をどのように捉え、どのような限界がグループ解体をもたらしたのかを明らかにする骨太のドキュメント。文庫化にあたって全面的に見直すとともに第8章(再びの敗戦――そごう・西武売却と池袋本店の運命)を新たに書き下ろし。
内容説明
無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、吉野家―。これらはいずれも、堤清二という男が一代でつくり上げ、解体された「セゾングループ」という企業集団を構成していた。堤が時代をどのように捉え、どのような限界がグループ解体をもたらしたのかを明らかにする骨太のドキュメント。
目次
第1章 堤哲学が凝縮された無印商品
第2章 西武百貨店という未完の改革
第3章 自由な異端の地パルコ
第4章 専門店に生き残るDNA
第5章 「生活総合産業」の皮肉な結末
第6章 チェーン展開の理想と現実
第7章 人間・堤清二の夢と挫折
第8章 再びの敗戦―そごう・西武売却と池袋本店の運命
著者等紹介
鈴木哲也[スズキテツヤ]
日本経済新聞編集委員。1969年生まれ。93年早稲田大学法学部卒業、同年日本経済新聞社入社。小売りやメーカー、サービスなど消費関連ビジネスを中心に取材してきた。2003年から07年は、米州総局(ニューヨーク)で、ウォルマートなどの企業取材を担当。日経ビジネス副編集長や日経MJ編集長、企業報道部長などを経て、23年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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