日経ビジネス人文庫<br> セゾン―堤清二が見た未来

個数:
  • ポイントキャンペーン

日経ビジネス人文庫
セゾン―堤清二が見た未来

  • 鈴木 哲也【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 日経BP(2024/02発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外,文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 60pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月20日 04時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784296118533
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C0134

出版社内容情報

●時代の本質を捉えた経営者の栄光と挫折
無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、吉野家――。これらはいずれも、堤清二という男が一代でつくり上げ、解体された「セゾングループ」という企業集団を構成していた。堤が時代をどのように捉え、どのような限界がグループ解体をもたらしたのかを明らかにする骨太のドキュメント。文庫化にあたって全面的に見直すとともに第8章(再びの敗戦――そごう・西武売却と池袋本店の運命)を新たに書き下ろし。

内容説明

無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、吉野家―。これらはいずれも、堤清二という男が一代でつくり上げ、解体された「セゾングループ」という企業集団を構成していた。堤が時代をどのように捉え、どのような限界がグループ解体をもたらしたのかを明らかにする骨太のドキュメント。

目次

第1章 堤哲学が凝縮された無印商品
第2章 西武百貨店という未完の改革
第3章 自由な異端の地パルコ
第4章 専門店に生き残るDNA
第5章 「生活総合産業」の皮肉な結末
第6章 チェーン展開の理想と現実
第7章 人間・堤清二の夢と挫折
第8章 再びの敗戦―そごう・西武売却と池袋本店の運命

著者等紹介

鈴木哲也[スズキテツヤ]
日本経済新聞編集委員。1969年生まれ。93年早稲田大学法学部卒業、同年日本経済新聞社入社。小売りやメーカー、サービスなど消費関連ビジネスを中心に取材してきた。2003年から07年は、米州総局(ニューヨーク)で、ウォルマートなどの企業取材を担当。日経ビジネス副編集長や日経MJ編集長、企業報道部長などを経て、23年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

11
単行本読了済。文庫化に際して追加取材をおこない、各章において加筆、文庫版まえがきと第8章「再びの敗戦-そごう・西武売却と池袋本店の運命-」が追加されている本書。第8章はそごう・西武がセブン&アイ傘下となって売却されるまでの歩みを紐解きながら百貨店の業態としての限界を解説している。面白かったのは61年ぶりの百貨店ストを決行した労組幹部へ取材しているところ。堤清二が西武百貨店に入店して最初にした仕事として知られる労組の結成。彼の残した最後の爆弾が百貨店が見せた最後の輝きであったように感じられてならなかった。2024/03/21

suma2021

5
異才鬼才の経営者と感じる堤清二が作り上げたセゾングループの栄枯盛衰を描かれた書。時代を先取り理念や感性が先行させながらここまで大きなグループを創る。その後バブル崩壊と不動産事業の失敗によりグループは解体する。とはいえ無印良品を代表に今でもセゾングループの企業が逞しく残っているのは興味深い。アンチテーゼから事業展開をしていきコト消費の先鞭をつけたことを鑑みても、もう少し評価されるべき方なのかとも感じる。流通に携わらない方々にも示唆に富むビジネス書だと思います2025/01/19

リットン

5
世代的にセゾン?セゾンカードの?って感じで、よく知らなかったから、一昔前の歴史を知ったような気分。いまではバラバラに解体された帝国が昔あったみたいだが、盛者必衰の理に則るかのようだなと感じた。池袋の西武をヨドバシが買ったことへの地元の反発があったというニュースは見ていたが、なんでわざわざ住民が文句言うんだろと思ったが、昔の栄華のイメージがあったりもするんだろうなぁ。そういえば、数年前によく行っていた錦糸町のパルコは、西友も無印もロフトも入ってたけど、みんなセゾングループだったんだな2024/10/20

ますりん

3
所沢の蔦屋書店でエンドで二段平積みになっててさすが西武の街。最初に入社したのがセゾングループの会社で、まさにここに描かれている90年代後半から00年代前半のセゾン崩壊の過程を、組織の末端ではありましたがヒシヒシ感じてました。そういう意味で自分の人生も翻弄されていた(結局心身ともに疲弊してセゾンの崩壊とともに退社)ので、他人事としては読めない。ただ、パルコもWAVEもリブロも美術館も、そこから発信されたニューアカやワールドミュージック、現代美術、雑誌文化の香りは横浜の片田舎の人間にとって憧れだったんだよな。2024/12/01

Humbaba

2
相手が何を求めているのかを徹底的に考えることは商売を成功させるうえで非常に重要なことである。誰もが真剣に考えているとは言うだろうが、考える際にはどうしても自分の中の凝り固まった部分がある。それは常識ともいえる部分であり、全てを疑っていたらいつまでたっても結論は導けない。ただし、場合によっては自分がそれにとらわれていないかを見直してみることも効果があるだろう。2024/11/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21728908
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品