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内容説明
強いグローバル経営を実現する基幹系システム刷新、成功の方程式。M&Aに伴う統合、海外拠点のブラックボックス化、本社システムの老朽化―。デジタル時代を勝ち抜くには、よりスピーディで的確な経営判断を可能にするための基幹系システム刷新が不可欠だ。8社の事例から、その実践手法を明らかにする。
目次
第1部 基幹系システムは経営そのもの(DX時代が到来;視界不良のVUCAワールドをITで乗り切る ほか)
第2部 失敗しないモダナイゼーション(モダナイゼーションに4つのトリガー;グローバル最適化の難易度と目的別留意点 ほか)
第3部 実践グローバルモダナイゼーション(消費財メーカーA社―スピード重視でM&A後の基幹系を構築;医療用・理化学用器材メーカーB社―独メーカーの日本販社、本社との2層式ERP構成 ほか)
第4部 グローバル経営と情報システムの未来(経営情報の統合と標準化;「2025年の崖」を進化の契機に)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
79
企業における今後のシステムの在り方を論じたもので、幹部がどのような考え方をもってシステム化をおこなっていくかの方向性を最初に示しています。メーカーを中心とした事例を8社ばかり紹介しています。やはり経産省の2025年の崖ということをかなり意識しているのでしょう。最後に将来的な観点でのまとめを書かれておりコンパクトながらまとまっている本だという気はしました。2019/10/22
Nobuyuki
1
SAP社のシステムのグローバルでの導入時経験に基づいた書籍だが、複数地域に複数拠点を有する企業グループのシステム更改の考え方、留意点、成功例・失敗例を頭の片隅に入れて置くことは、業務遂行の際の参考になると認識。2019/07/23
Koji Yamada
0
NTT コムの宣伝本。どのようにシステムを構築するかは参考になる。よくシステムのグローバル化が重要と言われるが、サプライチェーンがグローバルにつながる場合や、グローバル製造コスト比較を行う為には必要であるが、そうでないなら、適材適所にシステムを構築出来ず、コスト増となってしまう。特に国内取引を主としている業種は人口減少や高齢化によって需要が減る為、ダウンサイジングが必要となる。よって、高コストのシステムは導入出来ない。これが日本企業の現実である。2021/01/22