清華大生が見た最先端社会、中国のリアル

電子版価格
¥1,540
  • 電書あり

清華大生が見た最先端社会、中国のリアル

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295403890
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C2034

内容説明

シリコンバレーから中関村へ。世界のテクノロジーはここから生まれる。

目次

第1章 中国を変えるチャイナユース―80後、90後とは?(80後、90後とは?;改革開放の恩恵と北京オリンピック、中国経済の奇跡 ほか)
第2章 デジタル革命がもたらす中国社会の変化(アリババとテンセントが変えた中国社会;英語教師だったジャック・マー ほか)
第3章 世界最先端を走るアプリ大国のイマ(アリババ系とテンセント系の主要代理戦争;ウィーチャットという最強のSNSサービス ほか)
第4章 中国教育と海亀たち(「高考」という悪夢;チャイナユースが目指す211、985、双一流とは? ほか)
第5章 ジャパンユースとチャイナユース(恋愛観・結婚観;家庭観 ほか)

著者等紹介

夏目英男[ナツメヒデオ]
1995年7月20日生まれ。東京生まれ、北京育ち。2000年に両親の仕事の都合上、中国へと移住。2013年中国・清華大学に進学。2017年清華大学法学院及び経済管理学院(ダブルディグリー)を卒業後、同大学院公共管理学院(公共政策大学院)に進学。在学時に教育プロジェクト「Dot STATION」を企画・実施。2019年7月に卒業後、日本へ帰国し、日本の政府機関にて日本と中国をつなぐ事業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

74
中国国家主席・習近平の卒業大学である清華大学は2020年US news大学ランキングで工学系大学としてMITを抑え世界1位になった。著者は中国で2000年から19年過ごし、清華大学に入学して日本と中国のギャップを体感した。1978年改革開放し社会主義市場経済を宣言して2008年北京五輪、2010年WTO加盟し世界第2位の経済大国になった。アリババ、テンセントなどによるデジタル革命。中国新四大発明・高鉄、QRコード決済、シェアバイク、EC。ジャパンユースとチャイナユースの比較。日中は協力し合う関係こそ理想。2021/05/29

マッサー

13
中国が急成長した理由がわかる本。特徴的なのは、海亀(ハイグイ)の存在。ネーミングがおもしろい。❗️❗️❗️❕❕2022/10/15

ぶう

11
「アフターデジタル」の内容を更に詳細に書いたような本。アリババとテンセントの事業領域の広さにも驚くが、スマホアプリが社会基盤として、ここまで人々の生活に浸透しているという事に更に驚かされる。ネットインフラが普及していくタイミングに、PCを持つ人が少なかった事がスマホアプリ前提社会というリープフロッグに繋がった。また人口が日本と桁違いに多くネットワーク効果が高まりやすいといったことも要因の一つであろう。本書に書かれている中国の若者の向上心を見てしまうと、甘っちょろい日本人が敵うはずがないと感じてしまう。2021/02/13

ギルダーツ

11
政治的な内容についてのコメントが多くなりそうなので、それについては控えたいが、中国についてもっと知ろうというきっかけになった。中国だけに限らないことではあるが、とかく悪い側面が先行しがちなこと、それはそれで重く受け止めた上で、まずは事実を知ってから善後策を考えなければいけない、そんなことを改めて考えさせられた。2020/08/15

ののまる

10
途中は、もう超エリートさんの内輪自慢か!と鼻白みそうになったけど、最後ちゃんと格差とか中国社会の現状の冷静な分析があった。でも最後の日中若者比較は、やっぱり上層階層同士の比較かな。2020/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15364824
  • ご注意事項