内容説明
生きる事とは苦もあれば楽もある。欲もでるが、それが良い方向にいけばよいが、悪い方に向うと、とんでもない事になる。そんな事より一日一日を大事に欲を捨ててというのは言い過ぎだが、万事よく考えた方がよいのではなかろうか。傘寿を前にして、本当の辛さ、虚しさ、醜さに気付き人生を振りかえる。
目次
1 ある秋の月の夕暮
2 祖母と権一
3 祖母に抱かれて父母との別れ
4 楽しかった日々
5 別離
6 名古屋での生活
7 祖父母の死
8 勤労学徒動員の話
9 戦前の我家を訪ねて
10 手術
著者等紹介
東野英治[トウノエイジ]
1927年、山口県生まれ。日本大学文学部史学専攻卒業。山口県宇部市内の中学校で社会科の教師として教鞭をとっていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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