内容説明
雪がやんだばかりの地面は、冷たく、重く、足に何度もまとわりついてきます。無数の星が凍る空の下、麻衣子は走り続けました。「お願い、間に合って…」。少女がのぞいた鏡の先は、二度ともどれない白銀の世界。
著者等紹介
寺下雅子[テラシタマサコ]
栃木県生まれ。1996年、跡見学園女子大学文学部卒業。1998年、宇都宮大学大学院美術教育専修修了。美術館に学芸員として勤務した後、夫の転勤に伴い、淡路島をはじめ兵庫県内各地に移り住む。その土地土地での発見をもとに童話を執筆
北見葉胡[キタミヨウコ]
画家。神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。1994年より、池袋東武百貨店、銀座福原画廊、青山ピンポイントギャラリーなどでの毎年の個展と並行して絵本、書籍装画などで活動。2004年、大分国際絵本原画展優秀賞受賞。2005年、ボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




