内容説明
風見率いる日本特殊部隊は、拉致被害者を乗せたバスと合流する地点へと急行した。ついに、救出作戦の最終手段、ブロークン・アロウが発令された―。一方、早春の秋田県の海岸に、ハングル文字で船名が書かれた漁船が漂着した。船内には武装した北朝鮮の工作員のおびただしい死体が発見された。以降、各地に漂着した不審船から、新型インフルエンザが日本じゅうで猛威をふるい始めた。細菌兵器なのか?混迷する北朝鮮・韓国・日本を舞台に描く戦慄の軍事サスペンス!
著者等紹介
森詠[モリエイ]
作家・戦略問題研究家。東京外国語大学(国際専修課程)卒。ジャーナリストとして、中東アラブ諸国、西アジア、中国、東南アジア、アフリカ、中南米など各地を巡り、パレスチナ戦争、レバノン内戦、イランイスラム革命、イランイラク戦争、湾岸戦争などを取材。ノンフィクション作品のほか、小説作品は『燃える波涛』(日本冒険小説協会大賞)などの冒険小説や近未来シミュレーション小説がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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