内容説明
東京・赤坂の関東テレビのスタジオでは、音楽番組のリハーサルが行われていた。そこに、黒いバトルスーツ姿でサブマシンガンや自動拳銃を手にした四人の男が押し入った。武装集団は、女性歌手らを人質に電波ジャックをし、現役の首相のスキャンダルを告発する生放送を要求した。指令を受けた警視庁捜査一課極秘戦闘班の郷原力也は、次々と人質が凌辱されるなか、ただちにテレビ局に潜入した。その最中、今度は種子島宇宙センターを視察中の首相が拉致された。同時テロを企てた武装集団の目的は何か―?!
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て青春小説など執筆して人気を博す。85年『街に棲む野獣』以降、ハード・サスペンスに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。