出版社内容情報
家族とは、母とは、子どもとは……。
親子の絆とは何かを考えさせられるエッセイ集。
別宅暮らしを続け、家にほぼ不在だが優しい父。その鬱屈を、子どもへの折檻に向けた母。そんな両親は著者が15歳のときに離婚したが、心の闇は深く、その後もつらい出来事が著者の頭から離れることはなかった。すでに母もいない今、過去の出来事とどう向き合うか、母親への憎しみをどうしていけばいいのか、苦しみながらも見えたその答えとは──。心模様を描くエッセイ集。
著者プロフィール
東京都出身。
■著書
『星はなんでも知っていた』(2017年9月、文芸社)
※この情報は、2018年3月時点のものです。