文芸社文庫<br> 親殺し

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文芸社文庫
親殺し

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784286160108
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ある日、デパートをリストラされた野崎直人は、金を稼ぐために「ぶっ飛ばされ屋」に身をやつした。しかし、母子家庭の母親が事故に遭い、高額の手術費が必要になる。窮した野崎は、裏事件師に拾われ、倒産した会社の共同経営者になりすまし、債権者にひたすら詫びる「恐縮屋」を引き受ける。野崎は、はじめて頭を使うことを覚え、次第に隠れた資質を開花させ、裏社会で成りあがってゆく!炸裂するクライム・ピカレスク!

著者等紹介

南英男[ミナミヒデオ]
1944年東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経てジュニア小説などを執筆して人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。

2
リストラされた男が、裏事件師としてのし上がって行く話。親おも殺すようになって行くピカレスク物で 、内容的には、面白く読めた。ただ、ここ迄生きて来た男の内面的成り立ちの描写が物足りなく、拳銃には知識があり、また使う事も出来る割には、社会人としての生活感が希薄で、1人の男としては、ここに至る迄の必然的な物が足りない感じがした。最後に出て来る父親の挿入に、取ってつけた感じもした。2019/07/17

めー太郎

2
なんというか、ラストに向かうに連れ残りページ少ないけど終われるの?!とドキドキした。笑 面白かったけど前半と後半のスピード感の違いに戸惑った。なにこれ上巻とかじゃないよね・・・?怒涛の畳み掛け作業でした。2016/02/02

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