内容説明
山に囲まれた丹波篠山の小藩の経済的困窮による騒動を背景に、部屋住みの身分に甘んじるしかない若侍の剣術修行と、小さな水溜りに映る白い雲が運んできた身分の高い武家の令嬢との恋を描いた時代小説。
著者等紹介
紅辺孫一郎[クレベマゴイチロウ]
昭和10年、兵庫県に生まれる。脱サラ後、産業用包装資材業を営む。平成7年1月の阪神淡路大震災にて瓦礫の下より九死に一生を得る。大阪府在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。