出版社内容情報
宮澤賢治『春と修羅』~「山火」「薤露青」、晩年病床で書かれたという『疾中』~「風がおもてで呼んでいる」をテキストとする組曲。
宮澤賢治の代表作『春と修羅』から「山火」「薤露青」、晩年病床で書かれたといわれる『疾中』から「風がおもてで呼んでいる」をテキストとする組曲。とりわけ賢治の宇宙観、豊かな空想性が表出された3篇は、鈴木輝昭の音楽をともなって神秘的な輝きを見せる。
山火/風がおもてで呼んでいる/薤露青
【著者紹介】
詩人・童話作家。岩手県花巻出身。作品に詩「春と修羅」「雨ニモマケズ」、童話「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」など。