モーツァルトの音符たち―池辺晋一郎の「新モーツァルト考」

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276200616
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C1073

出版社内容情報

人気作曲家池辺晋一郎ならではの切り口、語り口でモーツァルトの名曲の素晴らしさを楽しく分かりやすく紹介する。前著「バッハの音符たち」と同様、作曲家の生い立ちがどうであれ、音符から作曲家を考察する。

内容説明

この緻密さとこの自然さはどこから来るのだろう。天才モーツァルトの魅力の謎を、人気作曲家・池辺晋一郎が斬新、大胆に説き明かす。

目次

ドミソの奇跡
「ジュピター」の偉大さ
クラリネット五重奏曲の初々しさ
「プレスト」の書きかた
斬新、大胆!―踊れ、喜べ、汝幸なる魂よ
奇妙な恋愛劇、ソナタK545
編作は大仕事―フルート協奏曲第2番
シンコペイテッド・アマデウス
シンプルさの極み―ドイツ舞曲集K605
ヴァイオリン・ソナタ・ホ短調K304〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もよ

12
いやぁ、やはりモーツァルトは素晴らしい。そのためか、この素晴らしいシリーズの中でもこの本は一番いいような気がします。2016/08/20

Tony2ch

1
ピアノの前で弾きながら読むべし。2023/05/23

takao

1
ふむ2021/07/16

環奏

1
砕けた口語体で書かれており、本を読んでいるというよりは、講義を文字化したものに目を通しているような雰囲気。譜例が多いが、指定している譜例がページをめくった先にあったりして、少し見づらさを感じました。内容は面白いが、曲の面白い部分を本当にさわりだけ紹介している印象で、著者本人も述べている通り、学術書やら研究書という感じではありません。どちらかと言えば、エッセイでしょうか。個人的には少し物足りない印象。読む時には音源があった方がよりわかりやすい気がしました。2013/10/23

横丁の隠居

0
口も八丁手も八丁の池辺先生にして始めて可能な本ですね。(余計な駄洒落は邪魔だがまぁ我慢します)クラシックは楽譜が存在するのであるから、楽譜を離れて「まったりした味わいが」とか言われても困っちゃうのである。その点この本はきちんと譜面を読んで指摘されているところで評価高いです。モーツァルトにもベートーヴェンにももっと突っ込んで欲しいところ。偉大なるdecomposed composers も結構おかしなことを書いてるところがたくさんあるのだ。2017/08/25

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