平家物語“伝統”の受容と再創造

平家物語“伝統”の受容と再創造

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784273036331
  • NDC分類 913.434
  • Cコード C3095

内容説明

『平家物語』がいかに“伝統”なるものを受容し、自らを形成していったのかという過程と、諸言説に受容されることによって、どのように“伝統”として再生/再創造され、古典化していったのかを精緻な視点で探る。

目次

第1部 『平家物語』の形成と“伝統”(『平家物語』潅頂巻の和歌的措辞―建礼門院と西行;覚一本『平家物語』における平頼盛の表現をめぐる私見―平維盛の表現を視野に入れて;『平家物語』における祝祭的表象)
第2部 『平家物語』の再創造(能楽における『平家物語』の再構築;越後城氏をめぐる言説―城介の継承・再創造;『平家物語』の“古典化”)

著者等紹介

鈴木則郎[スズキノリオ]
1935年福島県生。東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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