内容説明
「虐待」の現象を情報伝達の視点に基づき生体内システムの分子、細胞、脳、神経レベルから対人・家族・社会・文化システムにいたる各レベルで切りそのメカニズムを検証する。
目次
序章 生体の環境への適応―養育行動と種の保存
第1章 虐待のメカニズムを探る―生体のストレス応答
第2章 虐待する親たちはどういう人たちか
第3章 子ども虐待への発達論的およびコミュニティ心理学的接近
第4章 身体的虐待の心的メカニズム―被虐待経験をもつ暴力事犯者の事例を中心に
第5章 家族心理学からみた虐待の予防と支援
第6章 子どもは変わる・大人も変わる―ネグレクトからの再生
著者等紹介
春日喬[カスガタカシ]
東京大学大学院博士課程(臨床心理学専攻)、帝京大学文学部心理学科大学院臨床心理学専攻教授。専門領域:臨床心理学、精神病理学、生体システム理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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