老いと死は遺伝子のたくらみ―プログラムとしての老い

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270007044
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0030

目次

人はなぜ老いるのか
「自己ペット化」した人間
何のために生きるのか
遺伝子のプログラムとは?
「育つ」「育てる」プログラム
「選択」と「学習」
性は何のためにあるのか
男と女
「老い」へのたくらみ
人生は人さまざま―『年齢の本』〔ほか〕

著者等紹介

日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930年東京生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。東京農工大学農学部教授、京都大学理学部教授、同理学部長、滋賀県立大学初代学長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所初代所長を歴任。1982年、日本動物行動学会設立、長く会長を務める。著書、訳書多数。京都大学名誉教授。2009年11月23日、肺がんにより死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

23
そんなに老いや死が怖いかなぁ?生きてれば死ぬし、何も特別ではないのに。という本です。日高敏隆先生が分かりやすく書いた人生の本です。生物学を理解している人からすると普通の内容ですが、初めてこの概念に触れるのなら新鮮かもきれません。2023/08/03

ドナルド@灯れ松明の火

21
日高さんの「利己的遺伝子」論に則った老いと死に関するエッセイ。プログラムという概念に成程と感じた。またドーキンスが、遺伝子論に疑問を抱く人たち向けに「ミーム」という概念を打ち出したのもよく理解できた。ただし前半は、利己的遺伝子を知らない読者の為にわかりやすく紹介しているのでよく知らない人にとってもとっつきやすいと思う。お薦め2016/08/18

ひろただでござる

3
年を取って良かったと思える事は「鈍感」になったことくらいかなぁ。死んだ後の事は死んだ本人には知りようも無いんだから、未練無く(ウソ)逝っちゃうようにします。あの世が在れば良いなぁ・・・幾多の偉人に会える・・・って凡人には会ってくれないか・・・。2013/10/22

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