出版社内容情報
太公望の出兵に大義あり!
「仁義道徳」を正すため殷を討つ。今歴史的東征が始まる!
目次:
危機一髪/呂尚の罠/幻術破れたり/蘇護帰順/蘇護の愛情/風雲/東征大将軍/第八次西征軍/東征軍発進/金鶏嶺の戦い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文句有蔵
3
うーむ。成る程。母の恨みを晴らすことは小義であって、母国を討伐しないことが大義なのだな。成る程ねぇ。周辺地域への治水利水より、生まれ育った土地への愛着がまさるからこそ、政治決着によってダムの底に沈んでしまうと承知の上で、早明浦の人達は役場を新築したんだもんなぁ。水没しても朽ちてしまわないようにと、鉄筋コンクリートで。おかげで渇水騒ぎのたび、あの役場はダムの底から浮かび上がって、当時の怨嗟や悲嘆の声が聞こえる気がするもんなぁ。……大義を選択出来る強さこそが、天子の器なのかもなぁ。2014/05/27
MOTO
1
「母の敵!」と、思わず隠者を討ってしまった王子を処刑せよと乱心の王から命からがら逃げ出した二人の王子が久し振りの登場。 仙人の元で修行し、さぞや太公望の片腕になれるほど勇ましい若者に成長したかと思いきや、心は静まり以後は世俗を離れ学問を学びたい、と言う。 それもひとつの選択なんだな。 2016/03/30
Hiroki Nishizumi
0
遂に出師の表2015/12/30
北白川にゃんこ
0
ぶくぶく太るばか王。しかしまだ勢力は甚大。どんだけでかいんだ。2014/01/06
ipusiron
0
2004/8/?読了