出版社内容情報
微笑を誘う最強の夫婦戦士。
蘇護の秘謀を副将が特殊部隊でぶち壊す!?
目次:
説得の使者/蘇護への勅命/蘇護の本心/捕らえられた黄飛虎/黄天化捕らる/夫婦戦士/暴れん坊ナタ/黄親子開放/海竜島呂岳/毒薬
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
4
鄧九公編の閉幕と、代っての蘇護編の開幕。冀州侯の冀州というのは三国志の時代のそれと同じなんだろうか? 道理を説かれて寝返った鄧九公と、最初っから寝返る気の蘇護、殷の形勢だんだん不利になっていく。ところで、呂岳道士を派遣した朝廷は苦戦(?)を見越していたのか?2023/03/11
MOTO
2
この頃の占いは何故か大変よく当たる。 「土行孫とトウセンギョクは昔から結ばれる縁にある。縁にある者は誤ってもその仲を引き裂いてはならない。」なんて、 ちょっとドキドキした。2016/03/30
Hiroki Nishizumi
1
ふうむ、先が読めない展開が続くな2015/12/30
北白川にゃんこ
1
幸せそうな土行孫たちにほっこりする一巻である。2013/12/22
文句有蔵
0
「義」と「天命」について考えさせられた。「紂王の恩を受けた者が国を護らず、逆に国を討つなど、これを不義といわず何を不義というのです」と言う鄭倫に対し、蘇護は「それは小義であって、天命に従うことが大義である」と言うが、義に大小があっていいのか。それに何より、「君、君たらずとも臣は臣」だ。大石だとて、我が殿がただの癇癪持ちの浅慮短慮なる人柄だと百も承知で、それでも討ち入ったのだ。君主の仇を討つために。うむ。やはり私も、大義を口実に願えるよりは、小義を立てて、主君の為に戦場に散る道を選ぶだろう。2014/05/27