内容説明
医師・鎌田實がたどり着いた「死」の実像。ビヨンド・コロナの「死」への向き合い方。カマタ流温かくて柔らかい人生の「終い方」!
目次
第1章 豊かな「死」とはなにか(「死」のそばに立つ仕事;「死」は日常のなかにあっていい;医師として、患者として)
第2章 此岸と彼岸を分けるもの(亡き人への手紙;魂の存在を信じるか;「生」と「死」の間にあるもの)
第3章 「死」の受容(暮らしのなかの看取り;「死」に向き合い、「生」を過ごす;繰り返し思い出し、偲び、語る;被災地の“幽霊”が教えてくれたこと)
第4章 コロナ時代を生きるヒント(免疫の力;自己決定する「ニューノーマル」が始まった)
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけた病院を再生させた。「地域包括ケア」の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導いた。現在、諏訪中央病院名誉院長、地域包括ケア研究所所長。一方、チェルノブイリ原発事故後の1991年より、ベラルーシの放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援(JCF)。2004年からはイラクの4つの小児病院へ4億円を超える医療支援を実施、難民キャンプでの診察を続けている(JIM‐NET)。東北はもとより全国各地の被災地に足を運び、多方面で精力的に活動中。ベストセラー『がんばらない』他、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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