出版社内容情報
テストで100点をとった広一。でも,先生の「答えあわせしたのでは?」の一言で大ショック。かぎばあさんに相談しようと……。 小学生低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
14
(E-253)『ふしぎなかぎばあさん』は小学校の課題図書で読んだのだった。続編がいくつもあると知っていたけれど、これを機に読んでみる。「グリム童話に出てくるお城のかぎのように立派なかぎ」は中表紙にもなっている。ほんとに立派な不思議なかぎ。広一にちゃんとあやまるかっぱ先生、素敵です。いまもそういう先生は健在だと信じたい。2018/06/28
喪中の雨巫女。
11
《私-図書館》自分の間違いを素直に謝るカッパ先生カッコいい。2021/05/11
夜兎
7
かぎばあさんシリーズ二冊目。主人公は一冊目と同じく広一くん。何気ない大人の一言って、子供の心に深く刺さる。自分も色々考えたなーと思い出に浸りつつも、今はもう『大人』の立場なのだから、言葉に気をつけたい。人の心がわかる魔法の鍵…怖いから欲しくはないなあ。2014/03/29
根岸
6
【図書館】かぎばあさんシリーズ二作目。鍵をなくして困ってる子供の救世主、かぎばあさん。でもかぎばあさんがしてくれるのはなくした鍵のドアを開けてくれるばかりじゃない。かぎばあさんを必要としてるさびしい鍵っ子の元にもやってきてくれるのだ。なぜかなんでもお見通しのかぎばあさんが広一の不満やさびしさを優しく包みこんでくれるさまは、今のわたしにはとってもじんわりとした。冷たく、寒い雪の日にやって来てくれるかぎばあさんがいれば、どんな子供もひとりぼっちにならずに済む。このシリーズ好きだわ。2015/03/02
あおさわ
6
二十年以上して初めて手に取るシリーズ2巻(笑)。今度は100点をとったのに先生の言葉に傷つく広一くん。かぎばあさんに会えないかと鍵をかくすのですが…。あたたかいストーリーです。かぎばあさんのちょっとだけ勇気をくれる手助けでびっくりするほど大きな一歩を歩んでいます。そしてハンバーグが美味しそうw2011/12/07