出版社内容情報
日本の大地をかたちづくるものの特徴から、日本の地形をつぶさに理解することから始まり、地層と化石、火山・地震によるこれまでの大地の変化についても深く理解するシリーズ。
イラストと写真から日本の大地を大解剖。
教科書単元完全対応(5年理科・社会、6年理科)の全4巻!
目次
日本のかたち(日本は逆「く」の字;たくさんの島が集まった)
地形(展望台からみわたすと;山1 国土のほとんどが山;山2 山はどうやってできた?;知っておこう 白神山地は世界自然遺産 ほか)
人間が変えた地形(地形を変えてくらしやすく;海を埋め立てて陸を広げた;川の流れを変えて水害を防ぐ;考えてみよう 「かさ上げ」している東北 ほか)
著者等紹介
鎌田浩毅[カマタヒロキ]
京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・京都大学名誉教授。専門は地球科学・火山学・テレビなどで、地震や火山の噴火などを解説する「科学の伝道師」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
11
子供向けながら日本の地形について簡潔にまとめられています。専門書ではないので物足りない部分はありますが、山や川などの地形別にまとめられています。人間が作った地形には色々と考えさせられました。2022/06/14
いくら丼
5
良くも悪くも教科書みたい。わかりやすいし、好奇心は刺激する。東京の埋め立てとか東日本の復興など、あまり認識していなかったのでなるほどなと。でも、東京人視点だなあ。日比谷とか言われてもピンと来ない。あと、記述にちょくちょく引っかかる。「このような地形は日本の特徴で、ヨーロッパなど外国にはみられません」(え、ヨーロッパ以外は? なんかあるの?)、「世界自然遺産に登録されたら、(中略)管理・保護していきます」(逆だよ、管理・保護体制が認められて初めて世界遺産になれるんだよ)。ラスト温暖化も、「とめる」とか→2023/01/26