内容説明
へびんくんのお父さんとお母さんは、なんでもにょろへびやさん。どんな仕事でも、がんばります。にょろへびやにあこがれるへびんくんも、友だちのためにがんばりますが、どうしても失敗ばかり。はたして、へびんくんは、にょろへびやになれるでしょうか。がんばることのたいせつさを軽妙なお話とカラフルな絵で伝える絵本。
著者等紹介
すとうあさえ[ストウアサエ]
東京生まれ。お茶の水女子大学卒業後、幼児教育番組の制作を経て絵本の世界に入る。『こどもと楽しむ 行事とあそびのえほん』(絵・さいとうしのぶ/のら書店)で産経児童出版文化賞受賞
にしむらあつこ[ニシムラアツコ]
1972年生まれ。文化服装学院卒業後、絵本の創作を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんちゃん
18
読友さんのご紹介本。にょろへびやは、なんでも屋さん。両親のあとをついで、へびんくんもにょろへびやになりたいのですが、道はなかなか険しそう。自信喪失で落ち込み、きっかけをつかんで再浮上。ストーリーとしては、よくあるパターンですが、見守る両親の優しさが伝わってくる、温かいお話です。2012/11/02
遠い日
16
子どもは親の背中を見て育つ。何でも屋のにょろへびやでがんばるおとうさんとおかあさんを、へびん君が尊敬し、憧れていることがよくわかる。自分も両親とおなじようにがんばってみようとするだけで、わたしなら感激。できなくたって、いいんだよ。2016/01/05
ぱお
16
がんばれ、へびくん!!応援したくなります。2015/06/23
anne@灯れ松明の火
16
隣市で。すとうさんの紙芝居が好きで、おはなしライブでも時々使うので、気になって。「にょろへびや」って何だろう? 「にょろへび屋」、そう、へびの何でも屋さん。両親の仕事に憧れ、自分もいつかなりたいと思うって、素敵だね。でも、にょろへびやさんはなかなかハード^^; へびんくん、頑張れ~! にしむらあつこさんの絵も、カラフルで楽しい♪2015/02/25
みさどん
15
庭作業しているとたまには蛇にも出くわすわけで、とりわけ嫌いではないけれど、やっぱりドキッとして声が出る。蛇の一家が動物社会で役割を担って必要とされている、ほのぼの系。それでも、そのお仕事は長さを使って過酷。子どものへびんくんには難しい。読んだ子どもは少しは蛇に優しい目を向けてくれたらいいけれど。私が小さい頃は、蛇はやっつけられてばかりだった。2025/07/16
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