内容説明
動物園の飼育係が奇妙な暗号を残し、猿山で殺されていた。その謎を解くことで犯人を探りだす、表題作「動物園の暗号」はじめ、「やけた線路の上の死体」など謎解きの面白さをいかんなく味わうことのできる、本格ミステリー作家の珠玉短編全4編を収録。
著者等紹介
有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年、大阪生まれ。同志社大学在学中より推理小説研究会に所属して創作等で活躍。1989年、『月光ゲーム』でデビュー。『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受賞
町田尚子[マチダナオコ]
1968年、東京生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。2002年より、月刊新潮45(新潮社)の表紙を担当。「ペギー・スー」シリーズ(角川書店)、「ドラゴンキーパー」(金の星社)などの装画を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
127
短編集。有栖川作品は全部読み終わっていると思っていたけど図書館で読んでない本発見。早速借りてきたが、4編中3編は既読だった。未読の学生アリスの短編読んで早く新作が読みたくなってきた。2015/02/25
ネムコ
28
BOOKOFFで発見。最初のお話がアリス&江神先輩だったから、まるごと江神さんのお話かと思って買ったら違ってた…(TT) でも4つのお話のうち3つは初読みだったし、面白かったです。字が大きいって読みやすい(^^;)2015/09/19
みなみ
26
有栖川さんの短編集。4作中2作は読んだことがあったけれど、どれも電車繋がりの共通点を感じられて全体を通して楽しめた。ルビが振られていて文字も大きめの児童書の形にはなっているものの、底本と比べて内容は変わっていないように感じる。短編の中では、学生アリスの「やけた線路の上の死体」がお気に入り。2022/05/21
ゆにこ
22
短編で読みやすい。動物園の暗号が一番好き。2013/10/01
Penguin
21
学生アリス、作家アリスともに好きで読んでいたが、二人のシリーズ以外の作品をほとんど読んでなく、他の作品の短編集が二つ入っており、大満足♪ 『山伏…』『ジュリエット…』ともに未読だが、面白かったので読んでみたい。2012/05/14
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