出版社内容情報
子どもの網つかまったイモリくんを、ヤモリくんが救い出します。お話を読んでいくうちに、イモリとヤモリのちがいがわかります!
内容説明
『ぴょーん』『ぼくがきょうりゅうだったとき』でおなじみの、松岡たつひでさんが、ふるさとのイモリ池を舞台に、たくさんの生き物が登場するおはなしをつくりました。イモリくん、ヤモリくんといっしょに、ハラハラドキドキのものがたりを楽しんでください。
著者等紹介
松岡たつひで[マツオカタツヒデ]
松岡達英。1944年、新潟県長岡市に生まれる。国内はもとより、中南米、アフリカ、東南アジアなどでの豊富な取材経験を生かした、数多くの絵本を作り出している。『ジャングル』(岩崎書店)で日本科学読物賞と厚生省児童福祉文化賞を受賞。2004年に起きた新潟県中越地震での被災体験をもとに刊行した『震度7』(ポプラ社)で産経児童出版文化賞、『里山百年図鑑』(小学館)で小学館児童出版文化賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
82
恥ずかしながらイモリとヤモリの違いがわからなかったので、読んでみた(笑) イモリくんがヤモリくんの飼い主に捕まったのが2匹の出会い。イモリくんを元いた場所へ帰すため、おもちゃのヘリコプターで出発!地上の様子が見られたイモリくん、水中観察ができたヤモリくん。それぞれ住むところは違うけれど、姿は一緒♪大好物も一緒♪2匹が並んでエサを食べる場面、可愛かったな~😄 ※カエルのあのボート…同作者の絵本『あまがえるりょこうしゃ』のに似てる???2020/06/11
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
52
イモリとヤモリの違いが学べて、池に生息する生物の生態も分かりやすく学べます。載っていた【コオイムシ】を調べてみたら、実物もめちゃくちゃ気持ち悪かった。でも気になって気にって何度も眺めて、気持ち悪ぅ~のループ。2019/05/02
gtn
43
弱肉強食をしっかり描いているところがいい。その意味で、作者はイモリとヤモリをイーブンと捉えているのだろう。2020/11/21
☆よいこ
40
人に捕まってしまったイモリくんをヤモリくんが助ける。2018/07/28
みっくす
39
イモリくんとヤモリくんの冒険を通して、身近に住む生き物の生態を教えてくれる。イモリとヤモリの違いも絵本で読むとよく分かる。私は何度聞いても、どっちが両生類だったか爬虫類だったか覚えられないが、、とっても良書だと思います。2017/08/28