内容説明
死を乗り越えるキリストの「いのち」の福音を証しする希望に満ちた書。
目次
豊かな生 豊かな死（出会いから出会いへ…そして栄光病院ホスピスへ；経済学部から医学部へ～リウマチの姉との運命的な出会い ほか）
「幸福な死を迎えたい」（「幸福な死を迎えたい」と、ある末期癌の患者さん；「人生は長さだけでなく、質だと思います」と、二十六歳の患者さん ほか）
福音こそ神の力（テントから大学に通った日々；福音の力 ほか）
病める人に仕えるには（「患者さんが先輩だ！」と悟る；「曖昧ではなく、指示してほしい」 ほか）
「不惜身命」の思いで―特別医療法人栄光会理事長に就任して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みち
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「ホスピス」は「温かいもてなし」という意味がある。患者さんの、①身体的②精神的③社会的④霊的。この４つの苦痛を理解しケアする。著者がホスピス医になった経緯、講演の話、病める人に仕えるには等。患者さんの死の間際のお話がいくつか載っていて、涙がとまりませんでした。末期癌の方が入院して亡くなるまで、平均して40日前後、4800人の患者さんと関わった著者の言葉は真に迫ります。2020/05/20
