出版社内容情報
トップアスリートを支えるトレーナーによる、初の「声かけ」の書!今、親は子どものスポーツの応援に熱心。
運動会はもちろん、部活の練習試合にも親が応援にいくことが増えています。
しかし、「しっかりやりなさい!」「なかなか勝てないね…」など親の声掛けは、
応援のはずが、子どもにプレッシャーをかけ、やる気を失わせています。
本書は、子どものスポーツを応援する親、コーチ、部活の顧問、体育の先生に向けて、
子どもが伸び伸びとスポーツに熱中できる声かけや応援を紹介する本です。
トップアスリートからビジネスパーソンまで幅広い指導経験があるメンタルトレーナー、
辻秀一氏が、スポーツの現場でありがちな声かけを挙げながら、
心についての基本的な考え方を紹介し、
子どもがスポーツに夢中になる声かけや、
パフォーマンスが上がる声かけを提案していきます。
子どもの心を整え、強くする言葉が満載です!
【たとえばミスをしたときに…】
×「気にしないで!」(逆に気になる)
×「なにやってんだ!!」(子どもが委縮する。過去にとらわれる)
〇「今、ここに集中!」(目の前のことに集中できる)
「ドンマイ!気にしないで」は、逆に気になる!?
この「気にする」、「気にしない」という表現はかなりのクセモノです。
優しさのつもり、配慮のつもりが、相手にはまったくその逆効果をもたらしてしまう
隠れたノンフローワードだからです。
例えば自分がミスをしたとき。「気にするなよ」と言われて、そのとおり、
気にならなくなったことってありますか?(中略)
ですから、もし試合中に子どもがミスをしたのを見たとしたら、
私だったらこう言います。
「次! 次!」「今ここに集中!」
試合中はとにかく前を向き、今、これからのプレイに集中する。
時計の針はどんどん進んでいます。失敗を悔やんでいる暇などないのです。
(本文より)
第1章 声かけの基本
第2章 試合前の声かけ
第3章 試合中の声かけ
第4章 ハーフタイムの声かけ
第5章 試合後の声かけ
第6章 練習中の声かけ
第7章 ケース別 声かけスキルアップ術
辻 秀一[ツジ シュウイチ]
スポーツドクター、株式会社エミネクロス代表。1961 年東京生まれ。北海道大学医学部卒業。慶應義塾大学病院内科、慶応義塾大学スポーツ医学研究センターを経て独立。応用スポーツ心理学とフロー理論を基にしたメンタルトレーニングの独自のメソッドは、スポーツ選手はもとより、多くの企業が採用している。セミナー・講演活動・ワークショップは年間200 回以上に及び、経営者、アスリート、音楽家、主婦、OL、教員など、日本はもとより海外からの参加者もいるほど人気を博している。37 万部突破のベストセラー『スラムダンク勝利学』(集英社)ほか著書多数。
内容説明
この本では、スポーツの現場でありがちな声かけを挙げながら、心についての基本的な考え方を紹介していきます。そのうえで子どもがスポーツに夢中になる声かけや、パフォーマンスが上がる声かけを提案しました。声かけを題材にして心の整え方について学ぶことで、スポーツはもちろん、ぜひ日々の暮らしに応用し、使いこなしてほしいと思います。
目次
第1章 声かけの基本
第2章 試合前の声かけ
第3章 試合中の声かけ
第4章 ハーフタイムの声かけ
第5章 試合後の声かけ
第6章 練習中の声かけ
第7章 ケース別 声かけスキルアップ術
著者等紹介
辻秀一[ツジシュウイチ]
スポーツドクター、株式会社エミネクロス代表。1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業。慶應義塾大学病院内科、慶應義塾大学スポーツ医学研究センターを経て独立。応用スポーツ心理学とフロー理論を基にしたメンタルトレーニングの独自のメソッドは、スポーツ選手はもとより、多くの企業が採用している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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