内容説明
弱冠16歳で4段になり、中・終盤の攻めの強烈さでアッという間に棋界のスーパースターになった塚田泰明6段。本書は、その『攻めっ気』がパーフェクトに発揮された会心の20局を通して、塚田将棋の魅力を紹介するもので、4段の頃の対局から、「塚田流」新戦法で“天才・羽生4段”を打ち破った1局までの自戦記を年代順に掲載してあります。また、『4段昇段を決めた1局の回想』をはじめ、奨励会時代の揺れ動く複雑な心境をつづったエッセーもあわせて収録。
目次
第1章 攻め20局―後ろは振り向かない
第2章 4段への道―振り向けばそこには