内容説明
「生活者の視点を持った交流へのステップアップ」「食農教育のねらいと普及促進の課題」「伝統的観光地からの脱却」「健康とおいしさをキーワードとした地産地消の推進」など、産官学さまざまな立場から寄せられた、本当に魅力ある「地域づくり」のための17の貴重な提言。
目次
第1部 新しいグリーン・ツーリズムの形成条件(農業・農村の高度生活受容機能とグリーン・ツーリズムの確立;農業の多面的機能とグリーン・ツーリズムのビジネス化 ほか)
第2部 地域適応型グリーン・ツーリズムのシステム創出(ラーニング・リゾートによる中山間地域の新生;食農教育のねらいと普及推進の課題 ほか)
第3部 広域地域連携の強みを活かしたグリーン・ツーリズムの展開(広域地域連携と“しまなみ”グリーン・ツーリズムの確立;中山間地域資源の活用と“やまなみ”グリーン・ツーリズムの展開 ほか)
第4部 生産・流通・消費のネットワークづくりと都市農村交流(循環型社会づくりが果たす中山間地域の可能性;農産物直売組織の変容と新たな関係性の構築 ほか)
著者等紹介
持田紀治[モチダノリハル]
1940年生、福島県出身、京都大学農学博士。現在、広島県立大学生物資源学部教授、同大学院生物生産システム研究科教授。専門分野は、生物資源管理学、農業経済学、農業経営計画論、グリーン・ツーリズム論。独立行政法人農業技術研究機構・近畿中国四国農業研究センター研究評価委員会および運営委員会委員長、農水省中国四国農政局国営事業管理委員会副委員長、兵庫県農林水産政策審議会委員、広島県都市計画審議会会長代理、日本農業経済学会理事、日本農村生活学会西日本支部長、農業生産技術管理学会評議員などを歴任
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