内容説明
日本画の第一人者が日本文化の源流を求めて歩いた１２０回に及ぶシルクロードの旅の折々に描いた数多くの絵画、素描のなかから、世界遺産をテーマに選りすぐった作品と、訪れた地の思い出から文明論におよぶエッセイとで綴る感銘深い画文集。
目次
第１章 悠久の旅への誘い
第２章 イタリア、ギリシャ、エジプトへの旅
第３章 中近東への旅
第４章 アジアへの旅
第５章 日本の「世界遺産」をめぐって
第６章 京都に息づく伝統と未来への懸け橋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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まず、こんなにもたくさんの国を旅されていたことに驚く。 今では行けない国も多く、そうした場所のエピソードは、きちんと心に刻みたいと思いました。 アフガニスタン、シリア、イラク…。 そこでしか見られなかった景色が破壊されたことも全部受け止めて、いつか訪問してみたいです。2021/02/21
Book worm7
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人間の幸福の為の世界遺産。人間の持つ英知や技術をなぜ人間の幸福や自然を守るために使えないのか。2016/10/02
