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親の「平穏死」を見届ける―これが最後の親孝行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199070457
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0147

出版社内容情報

親は平穏死を望んでいても、その子供らは医療漬けの果てにおくることを選びがちだ。最期にできる親孝行を改めて考えてみよう。

親が平穏死を望んでも、子どもによって延命治療が選択されてしまいがち。しかもそれは親と離れて暮らす、50~60代の長男・長女による判断が多いのだとか。在宅医療への誤った思い込みがもたらす現状を、最前線に従事する町医者が問う。親に平穏死をさせてあげることこそ、子供ができる最後の親孝行。そのときのために子どもが知っておくべきこと、準備すべきことは何か。実例と共に医師と医療機関の選び方、費用の計算などを仔細にレクチャーする。

【著者紹介】
1958年生まれ。長尾クリニック院長。東京医科大卒業後、大阪大学病院、市立芦屋病院内科医を経て開業。365日無休の外来診療と24時間体制での在宅医療に従事する。著書に『平穏死10の条件』『家族よ、ボケと闘うな!』『長尾先生、「近藤誠理論」のどこが間違っているのですか?』ほか多数。

内容説明

50代、60代の長男・長女必読!親の幸せな最期の時間を、あなたが邪魔していないか?トコトン医療か、穏やかな最期か…。迷える世代に町医者からの提言。

目次

第1章 親が平穏死できるために子どもが「知っておくべき」こと(親は「自宅で死にたい」と願っている;親を「自宅で看取る」ことは難しいことではない ほか)
第2章 親が平穏死できるために子どもが「準備すべき」こと(親が「どんな最期を迎えたいのか」本音を聞く;「親の死」を「自分の死」に置き換える ほか)
第3章 親が平穏死できるために子どもが「実践すべき」こと1―親が不治の病になったら(親が「末期がん」になったら;親が「認知症」になったら ほか)
第4章 親が平穏死できるために子どもが「実践すべき」こと2―親を看取る時(相性のいい「訪問看護師」を選ぶ;「転倒→骨折→認知症」を防ぐ工夫をする ほか)

著者等紹介

長尾和宏[ナガオカズヒロ]
1958年、香川県生まれ。1984年に東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。1995年に兵庫県尼崎市で開業。複数医師による外来診療と在宅医療に従事。医療法人裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士、日本尊厳死協会副理事長、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、エンドオブライフ・ケア協会理事、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本禁煙学会専門医、日本在宅医学会専門医、日本内科学会認定医、労働衛生コンサルタント、関西国際大学客員教授、東京医科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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チェリ

4
うちは、親も家族も気持ちがまとまっているので、うんうん、そうだよね、と思いながら読みました。次は在宅緩和ケアについて調べたい。2016/05/23

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