出版社内容情報
将軍家重の命を狙う田安・一橋一派と激闘を繰り広げる葵慎之助。公人朝夕人シリーズ第5弾!痛快時代エンターテインメント。
内容説明
江戸では狐面の一味による付け火が横行していた。狐面の正体は美濃の郡上一揆のあぶれ者との噂が広がる。将軍家重に仕える公人朝夕人後見人の慎之助が、火の用心の見廻りに出たところ、美濃の庄屋の娘、澪と出会う。澪もまた狐面の一味を追っていた。一方、御側御用人の大岡忠光は、尾張藩主徳川宗勝が吉宗から託されたという遺言状の存在を知る―。書下し人気シリーズ第五弾!
著者等紹介
麻倉一矢[アサクラカズヤ]
1947年兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業。1987年に、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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